食品工場経営理念
小山畜産青梅工場
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株式会社 小山畜産青梅工場



(株)小山畜産青梅工場はこう考えています。 4


文章が長くて誠に申し訳ありません。






明るい工場!

ここ数日ページを追加しています。

どうしてか?

何の事はありません。暇なのです。

年明け1月後半位から3月頃までは年間を通して注文数量等が少ないのです。少し時間がつくれるのです。

そんな訳で、普段仕事中に思ったことをマトメテ書かせて頂いています。デモ暇だからこそ、こういう時期に営業活動をして新規お取引先を開拓したり、新商品のサンプルの試作などを行って次へ繋げる努力もしています。

暇だからとは言え『時は金成り!』、ブラブラしてても進歩しないし、成長しません。前に前進できません。

(オークションも微力ですがヤッテマス!)
 
小山畜産青梅工場経営理念にイロイロな事を書かせて頂いてます。

フツウ食品工場というと、暗いイメージがあったりしませんか


外部との接触をしたがらないというか、何をつくっている工場かよく分らないとか、臭いや騒音を24時間出しているとか、工場製品の事故や問題がテレビや紙面に出るとナカナカ本当の事を表立って公表しないとか。

そんなことが積み重なって
イメージがクライのではないでしょうか。
 
当社は、世界情勢ダノ 企業努力ダノ 経済紙面の様なカタックルシ言いまわしはセズに、自分(工場長)の視点から青梅工場の様子や、製品づくりの考え方、今どうしたいと思っているか、食に関る一工場としての意見などを、インターネットのHPで出来るだけ分かりやすく、親しみやすく書かせて頂いています。
 
いつも気にかけている事柄があります。

『良い国とは、国の内側から見ても、国の外側から見ても、誰が見ても何処から見ても、分りやすい国であるもの。誰もが平等な明るい国であること。』
( 誰が言ったか忘れてしまいました。)

当社小山畜産青梅工場も
良い工場=明るい工場 を目指す為にこの様な形で少しでも、皆様に理解して頂きたい一身で書かせて頂いています。

進みつつあるITの時代。これからの経営は、当社を利用して頂くお客様との間に、本当の意味での信頼やコミュニケーション、つくる側の考え方などをよく理解して頂くことが必要になっていく気がするからです。
(どこぞのCMコピーみたいでゴメンナサイ。)

誤字脱字が多々あるかもしれません。さすがに会社のページですので絵文字までは書けませんがどうぞ宜しくお願い致します。

2006/2





あなたのために
腐ったものを。
 
あなたは食品が腐るとどんな風になってしまうかご存知ですか?。
 
当社の品質管理会社のアドバイザーの方が、工場のアドバイスをしてくれる話の中で、
「近頃食品に関る仕事をしている人の中に、腐った食べ物を見たことがナイ人、知らない人が多いので苦労します。」ナンテ事を話していました。


言われてみれば確かに日常で腐った食べ物に遭遇する機会は滅多にないです。

せいぜい知っている所では、独り暮らしの頃、部屋に食べっぱなしにしてそのまま時間が経ったカリカリに乾燥したカップラーメン、緑か黒にカビの生えたスライスパン程度のものではないでしょうか。

ゴミ箱に捨てた余りモノだって腐る前にゴミ出しで家の外に出してしまうだろうし。腐った食べ物自体見る機会がないです。


「お店でお客様に提供する生食品(野菜、果物、魚など)、調理食材などの新鮮度までとは問わないまでも、食べられるか、食べられないかの見極めの判断が出来ない人が結構いるんです。」

そんな時は、従業員の教育の為ワザワザ食材を腐らせて、
こんな風に臭うでしょ!
触るとベトベトするでしょ!
色がへんでしょ!
やわらかくてクズレやすいでしょ!
ナンテ感じで説明をするそうです。

食材メーカーや、食材業者、チェーン店なら本部のセンターから、今日お店に届いた食材すべて傷んでいない食材 と思い込みで使わないように教えているそうです。

常に確認をすることを。


年齢の若いパート、アルバイト、別分野から転職してきた社員さんとかが対象だそうで、でも一度教えると理解が早く、品質管理会社のマニュアルに沿って仕事をしてくれるのでありがたいトカ

コックさん・職人さんの場合ソウイウ知識はあるものの、人によってはマニュアル通りに仕事をしてくれず、以前の職場のやり方で仕事をするので別の面で苦労するトカ。
(いろんな人の面倒を見るのは大変そうだ。)
 


もしコレをお読みの方が、自分自身も腐ったもの(食べられないもの)はドンナものかご存じなければ、一度自分のために腐ったものをつくってみて観察してください。

小さいお子様がいる方は子供の教育のために教えてください。
(腐ったものをつくっている最中に、子供やペットが食べない様に注意はしてください。念のため。)
 
最近は、納豆以外にも醗酵製品(ヨーグルト、キムチ、高級チーズ などなど)の品数がトテモ多いです。

醗酵した匂い=食べられる臭い?と勘違いしかねません。

加工食品も賞味期限が切れていても品質が変わらず腐りにくい商品が多いです。

腐った食べ物=食べられない食べ物 の知識と経験をお持ちになって頂くことを推奨いたします。
(同様に飲み物も同じことが言えます。)






あなたは耐性・抵抗力
は持っている?
 
品質管理アドバイザーや保健所の講習で説明を受ける事で心配している事があります。
 
最近の消費者は、昔に比べてトテモ食中毒に敏感になってきている。

痛んだ食べ物に注意しているとかではなく、ホンの少しの細菌の摂取で、すぐにからだの調子を悪くしてしまう。
熱を出す。
嘔吐(おうと)してしまう。
食中毒を起こしてしまう。
と言うのです。

昔に比べて、細菌に対する抵抗力が無くなってきている、弱くなってきていると言うのです。
 


お店の調理人が経験上大丈夫と思って提供した生食料理で当ってしまう人が増えてきているそうなのです。
 
確かにいわゆる細菌・雑菌・大腸菌などを含む食品を食べる事が少なくなってきていると思います。

冷凍食品や加工品は、一般性菌もホトンドない状態で製造されています。毎日食べる生野菜も土が付いたままの物が少なくなっていますし、昔よりずっと細菌が付着する量が減っています。
 
食べ物に、からだに悪影響をする菌が無い事は当たり前な事なのですが、加工食品の製造上、良い菌も悪い菌もすべて取り除く結果になってしまうのです。

からだに害のない菌はそのまま残し、悪い菌だけを全て取り除く製造方法が出来ません。
(もしやるとするとトテツモナイ加工方法になります。)
 
多分この様な事は、現在の日本の様な食文化(細菌・雑菌の付着した食品の少ない)の国においての事だと思います。
 
自分自身は、この状態が良いとは思えません。

ほとんど無菌状態で成長した人が外の国に出た時に、その土地の食べ物を食べて安全に生きていけるか生活出来るか不安だからです。
またいつ何時自然災害が起きるか分りません、震災に見舞われた時、食べ物に困った時に、通常の食品より菌数の多い食べ物を摂取する事があるかも知れません。
 
人も生物ですから、常にある一定以上の抵抗力、免疫力を保っていないとイケナイと思います。
難しいことですが、何か得策を専門家に考えて貰いたいところです。

2006/2





食べものは、
ステルモノ?

パートのお姉さん達とお昼を一緒に食べていたときコンナ話がありました。

「この前 回転寿司に友達と行った時の事なんだけドォ、隣の席にカップルが座ってたんだよね。
彼女は、取ったお寿司のネタだけ食べて、味噌汁のお椀にご飯をポチャン、ポチャン入れるんだよね。
どうもダイエットしているらしいんだ。
何皿に一回は、ご飯をネタごと食べるから、酢飯が食べられない訳でもないんだよね。
軍艦巻きはね、丁寧に巻いてある海苔を取ってからぁ 上のネタを食べてゴハンをポチャンだよ。
それを彼氏は何にも言わずに見てんだよね。
そんなんだからぁ お皿はコーーンナ山積みになるんだョ。
ついでにお椀のゴハンもテンコ盛りだアョ

マッタク あたしの娘だったらブットバシもんだよォー!」

(お姉さんにブットバサレタラと思うと怖かったです。)


食べものは、捨てられるために生まれてきたのでしょうか?

食品の品質管理・安全性の名のもとに、コンビ二等では、賞味期限切れの弁当などの惣菜類を容赦なく廃棄処分にしています。

あなたの目の前で店員さんが、消費期限を判別して陳列棚から商品を取り除く風景を見た事はありませんでしょうか。

(自分がコンビニの店員だったらキツイよなァ、でも毎日やっていたら何とも思わなくなるのかなァ。期限切れ前のものを、半額とかお値引きしちゃダメなのかなァ。)



お客様に食べてもらうためにつくられた料理や商品の内、何割か・何%かは捨てられる為に生まれてきた様なものなのでしょうか?

飽食の時代なのでしょうか?
日本人は贅沢なのでしょうか?
商売だから当然なのでしょうか?
食文化とは何ナノでしょうか?

食品の品質管理(安全性)の言葉を振りかざせば、何をしても(結果的に食べものを粗末にしても)良いのでしょうか?

食べものの不足している国の人達から見たら、日本人はどんな国の人に見えるのでしょうか。

最近、日本人の食品に対する解釈・意識が変な方向に向いて進んでいる様な気がします。
それとも自分の考えは古く、これが新時代のヤリカタなのでしょうか。
資本主義社会の利益追求の結果なのでしょうか。

今 自分が食べたくないから、ごく当然にその食べものを捨てても良いのでしょうか。

自分の工場でつくられた商品のいくつかが、食べられる事無く捨てられていると思うと悲しいです。心を込めて食べものをつくる人は、誰もが思う事は同じではないでしょうか。

資源のリサイクルが叫ばれていますが、食べものは鮮度・賞味期限を元に戻して再利用は出来ません。


食べものを大切にしていた頃の日本人の心を忘れない様にしたいです。

食べものを粗末にしない心を失わない様にしたいです。

2006/2
最後までお読みくださり誠に恐縮です。

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